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育毛発毛促進 対策室

発毛促進系育毛剤

ミノキシジルとは?

発毛促進系育毛剤

発毛促進系育毛剤とは、主に頭皮部分の血行を改善し、毛根に十分な栄養を行き渡らせることによって発毛をうながす攻めの育毛剤である。
ミノキシジル成分が含まれる育毛剤もこの範疇に入れることができる。

ミノキシジルとは?

ミノキシジルは、血管拡張剤の1つであり、元来は高血圧の経口薬として使用されていたものだが、服用者の副作用として多毛症の症状が多く認められたために、米国の製薬会社 アップジョン社 (現在のファイザー) が育毛成分として研究開発した。
米国FDA (U.S. Food and Drug Administration) が、育毛効果ありの外用薬であると認可した成分でもある。
元々は、血圧降下剤として使われていたものなので、低血圧の人は使用に十分注意する必要がある。
日本では、大正製薬が販売権を取得し、「リアップ」として売り出したものだが、日本国内の規制により、リアップの中にミノキシジル成分は1%しか含まれておらず、効果の程は疑問である。
(2009年、ミノキシジル成分5%の「リアップX5」が発売開始となった。)

ロゲイン

有効部位

ミノキシジルの発毛効果は、頭頂部のハゲ (O型脱毛) には有効だが、生え際部分のハゲ (M型脱毛) にはあまり効果が現れにくいとされている。

リバウンド

ミノキシジルには、それを使い続けるとだんだん効果が薄れていってしまうという特徴がある。
また、使用を止めると、これまでにミノキシジルで発毛した毛までもが脱毛してしまうというリバウンド作用もある。

タブレット

1日のうち朝と夜に2回、定期的にミノキシジル成分が含まれた育毛剤を直接頭皮部分に塗布することを継続的に行うのは難しいかもしれない。
そのような場合に、より継続させやすいのが、錠剤(タブレット)タイプのミノキシジルである。
ただし、錠剤タイプのミノキシジルには欠点もあり、それは服用タイプなので、発毛効果が頭髪だけでなく、その他部分の体毛にまで及んでしまうことである。
服用を続けていると、今までにも生えていた体毛はより濃くなり、生えていなかった部分にもウブ毛が生えてくるという、望ましくない作用もある。

ミノキシジル含有の育毛剤の商品名

塗布タイプ ロゲイン (旧アップジョン社)
リグロー (旧アップジョン社、フィリピン製の廉価版)
ヘッドウェイ (旧アップジョン社、ニュージーランド製廉価版)
カークランド (カークランド社)
ピログロ (Fulford社、インドのロゲインジェネリック版)
リアップ (大正製薬)

ミノキシジル以外の発毛促進系育毛剤

イノベート

ミノキシジル成分以外の発毛促進系育毛剤として、ライオン株式会社が販売している「イノベート」がある。
イノベートは、発毛促進指令を出す BMP (ビーエムピー) と ephrin (エフリン) を増幅させるサイトプリンという有効成分を含む育毛剤である。
イノベートに含まれる有効成分には、ミノキシジルにあるようなリバウンド作用がないので、イノベートの使用を止めても、生えた毛が脱毛してしまうことはないとされる。